■ 自動計算が行われないようにする
自動計算が有効になっている場合、セルの値を変更する度に再計算が行われてしまうため、計算式の数によっては処理に大きく時間がかかってしまう可能性があるため、自動計算は無効にしたほうが効率がよい場合があります
処理が終了した際に xlCalculationAutomatic を設定して自動計算を有効にすると、自動的に再計算が実行されるので、再計算 (Calculate) を
実行する必要はありません

再計算は、ブック内すべてを再計算することも可能ですが、特定セルのみを再計算することも可能です
また、自動計算が無効の状態であっても、セルに計算式を設定した場合には、その時点で計算が実行されます
※複数セルに同時に計算式を設定すると、計算式によっては正しく計算が行われないケースがあります

ワークシートの EnableCalculation プロパティを設定した場合には、マクロの終了後もシートが再計算されないようにすることができます
Application.Calculation = xlCalculationManual

Application.Calculate                                      '' ブック内のすべてを再計算
WorkSheets(1).Calculate                                    '' シート1のみ再計算
WorkSheets(1).Cells(1,1).Resize(5,5).Calculate             '' 特定のセル範囲のみ再計算

WorkSheets(1).Cells(3,1).FormulaR1C1 = "=R[-2]C+R[-1]C"    '' 計算式を設定

Application.Calculation = xlCalculationAutomatic