■ 戻り値

関数の返却値のことを戻り値といいます
自分で作成した Function プロシージャ、VBが用意している関数、Declare Function のAPI関数には
戻り値が定義されています
関数には引数があり、戻り値を使用せずに、すべて Sub プロシージャで、値の受け渡しは引数で行えば
いいのでは (Sub と Function の2つも覚えるのは面倒)、と考える人もいるかも知れませんが、引数
には値渡しと参照渡しがあり、関数で引数として渡した値を変更せずに、戻り値を受け取るというような
プログラミングも可能になるのです
下記は引数の値を変更せずに戻り値を受け取るサンプルです

Dim w_str1            As String     ' 変換前文字列
Dim w_str2            As String     ' 変換後文字列

    ' 変換前文字列に 'ABC' をセットする
    w_str1 = "ABC"

    ' 文字列の並び替えを行う ABC → CBA
    w_str2 = Narabikae(w_str1)

    ' 変換前と変換後の文字列を表示する
    Msgbox "変換前:" & w_str1 & vbCrLf & "変換後:" & w_str2