■ 数値型の変数でフラグを作成する

文字列型で複数の意味を持ったフラグを作成する場合、"1011"のように値をセットし
バイト位置ごとにフラグのONとOFFを設定する手法がよく用いられます
これを数値型の変数で実現する場合、Integer型の変数で代用することができるため、
文字列型の変数を使用するよりもサイズが小さくて済みます

変数については普通に宣言します
"1011" フラグを考えた場合、それぞれの位置の判定するための定数を用意すると便利です
このとき、定数は1から順番に倍にしていった値とします

    Dim i_Flg              As Integer    ' 4桁のフラグ

    Const Flg1 = 1                       ' 1番目のフラグ
    Const Flg2 = 2                       ' 2番目のフラグ
    Const Flg3 = 4                       ' 3番目のフラグ
    Const Flg4 = 8                       ' 4番目のフラグ

    ' フラグに "1011" のイメージを設定する
    i_Flg = Flg1 + Flg3 + Flg4

    ' 3番目のフラグが ON であるかを判定する
    If (i_Flg AND Flg3) = Flg3 Then
        MsgBox "3番目のフラグはONです"
    End If