Option

ソースコードの先頭に Option 句を記述すると さまざまな制約やオプションを規定することができます

Option [Explicit|Strict|Compare] [On|Off]

Option Explicit
Explicit オプションは変数の宣言を強制にするかどうかを指定できます
変数名の誤りなどを防ぐことができるので 特別な理由がない限り On にするとよいでしょう
Option Strict
Strict オプションは厳密な構文チェックを強制にするかどうかを指定できます
例えば Integer 型の変数に文字列の代入した場合 この設定が On であれば コーディング時に型チェックが行われます
逆に Off であると コンパイル時にもエラーにならず 実行するまで発見できません
この Option 句も On にすることをお勧めします
Option Compare
テキスト比較の基準を指定できます
Text にすると 比較基準はテキストの並べ順 (A = a) になります
Binary にすると 比較基準は文字コード順 (A < a) になります


ソースコードで指定する場合はモジュールの先頭部分に記述しますが この値はプロジェクトのプロパティに持っており モジュール
内で指定がない場合には この値が有効になります



プロジェクトを新規作成した直後のデフォルトは オプション画面から設定することができます
VB.NET をインストールした直後は 各 Option 句の設定は下記のようになっています