■ 罫線の余分なプロパティは再設定しない
罫線はマクロの記録を行うと、設定できるプロパティがすべて表示されますが、何も設定されていないセルに罫線を描画する場合は必要最小限のプロパティのみを設定すると、効率よく罫線が描画できます
太線の場合には Weight プロパティを xlMedium に設定すれば、LineStyle プロパティの設定を省略できますが、逆に分かりにくくなってしまうので、LineStyle プロパティは必ず設定するようにします
  '' 細線(標準の罫線)
  ThisWorkBook.WorkSheets(1).Cells(1, 1).Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = xlContinuous
xlDiagonalDown右下がり斜線xlDiagonalUp右上がり斜線
xlEdgeLeft左端xlEdgeTop上端
xlEdgeBottom下端xlEdgeRight右端
xlInsideVertical内側縦線xlInsideHorizontal内側横線
斜線以外 (格子) に同じ種類の罫線を描画する場合は Borders コレクションの引数を省略します
例えば B3 セルから 510 列の格子の罫線を描画する場合、以下のようになります
  ThisWorkBook.WorkSheets(1).Cells(3, 2).Resize(5, 10).Borders.LineStyle = xlContinuous